<群馬>八ツ場ダム運用1年、ダム本体上が通行可に 水陸バス人気

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八ツ場運用1年、ダム本体上が通行可に 水陸バス人気、22万人来訪 周遊観光促進に期待
[2021/04/02 06:00]

八ツ場ダム(群馬県長野原町)の運用開始から1日で1年となった。建設を巡る歴史や経緯が注目された全国区の知名度を背景に、これまでに約22万人が来訪。水陸両用バスなど新たな観光資源が加わり、一大観光地に生まれ変わった。一方、コロナ禍や相次ぐ計画遅れの事業が誘客に影響している。同日はダム本体の上部通路の規制が解除され、左岸から右岸へ徒歩で通り抜けができるようになり、一体感のある周遊観光の促進に期待する声が上がっている。

建設計画から68年の歳月をかけ、昨年3月末に完成し翌日から運用を開始。新型コロナウイルス感染症対策のためダム本体の開放は昨年7月7日に始まり、本格的な観光ができるようになった。国土交通省利根川ダム統合管理事務所によると、見学開始から今年3月末までのダム本体来訪者の自動カウントでは約22万人が訪れた。コロナ感染が落ち着き、紅葉が見頃となった秋が多かった。

町が業者に委託して約4カ月間運行した水陸両用バスの利用客は延べ約1万4000人、乗車率は約70%だった。町の担当者は「コロナ対策で人数制限をした割には乗車率が高く人気があった」とみる。

(記事の続きは上毛新聞のサイトでご覧ください)

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