学術会議をこう見る

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学術会議をこう見る⑥『二者択一を迫られる学術会議』【資料・赤い巨塔(1970年)】

二者択一を迫られる学術会議 一橋大学名誉教授(1970年当時) 田上穰治 学術会議を会員選挙の実情からみれば、自然科学の部門はかなり激しい競争であって、また規則違反の選挙運動の事実もみられるのに反し、社会科学部門は、立候補の数が次...
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学術会議をこう見る⑤『フラク会議に招かれて』【資料・赤い巨塔(1970年) 】

フラク会議に招かれて 東京教育大学助教授(1970年当時) 大島康正 ◇ 一九五六年の秋、私は大学の親しい同僚たちから強くすすめられ、また日本倫理学会から推薦されて、第四期会員選挙の第一部関東地方区に立候補した。 激戦の後どうにか...
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学術会議をこう見る④『国費で圧力団体を養成するな』【資料・赤い巨塔(1970年) 】

国費で圧力団体を養成するな 京都教育大学助教授(1970年当時) 小森義峯 日本学術会議は、昭和二三年七月に制定公布された日本学術会議法に基き、「科学が文化国家の基礎であるという確信に立ち」(前文)「わが国の内外に対する代表機関と...
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学術会議をこう見る③『無視できない「第二文部省」の偏向』【資料・赤い巨塔(1970年) 】

無視できない「第二文部省」の偏向 高崎経済大学教授 三潴信吾(みつま・しんご) まず第一に、日本学術会議は周知の如く、総理府管下の行政機関という公共機関であるが、「独立した立場から」政府に意見具申をする権限を保有し、行政機関としての上級機...
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学術会議をこう見る②『政府は学術会議を解散すべし』【資料・赤い巨塔(1970年) 】

政府は学術会議を解散すべし 京都大学名誉教授 大石義雄 日本学術会議の「あり方検討特別委員会」が学術会議総会二日目の昭和四五年四月二三日に提出した中間報告草案のうち「あり方改革の方向」の内容をみると「学術会議の存在理由は、単に『日本学術会...
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学術会議をこう見る①『謀議でつくられる「学者の総意」』【資料・赤い巨塔(1970年) 】

謀議でつくられる「学者の総意」 前東京教育大学々長 三輪知雄 日本学術会議の実態は、学者のあいだではしだいにわかってきているが、一般世間の認識はまだまだきわめて浅い。学術会議は一種の学者集団であるが、学者というものに対する日本人の見方はひ...
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